創業社長はIPOの夢を見るか
- admin
- 2018年1月24日
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リーマンショック後の現在、東京を舞台に社畜役員のジャス太郎が、創業から支援してきた8人の役員を「処理」するというあらすじ。

「社畜役員はIPOの夢を見る。ならば創業社長はIPOの夢を見るだろうか?」という哲学的な問いがテーマです。
社畜役員の僕が転職した目標の一つにIPOがある。
出資をくれたエンジェル投資家・VCだって、経済合理から言えばIPOは目標だし、
ジョインした社員の経済的な幸せを実現する方法の一つにIPOがあると思う。
では、創業社長は?
彼はIPOの夢を見ない。
なぜなら、彼らの目標は「理念」や「サービス」が作り出す夢の世界を実現させれば幸せだから。
でも、それは彼の幸せであって、ステイクホルダーみんなの幸せか?っていう。
ただ、創業社長という人種のすごいのは、その夢を応援してあげようと思う人たちを巻き込む力があって、そこには一種の経済合理は存在しないのも事実じゃないかと思う。
ここには、NO1がステイクホルダーを幸せにする気持ちがみんなに伝わっていることが条件。これがないと、組織がただ疲弊する。
そんな中で、弊社はだんだん組織として疲弊してきてます。
弊社社長は基本だらしがない。
・時間を守らない
・突然、打ち合わせを差し込んできて、しかも話が長い。
→このあたりの行動は「あなたの時間は大切じゃないですよ」というメッセージングになってることに気づいていない。
・権限移譲するという割に、任せない(なんでも知りたがる、突っ込みたがる)
・逆に、任せるという形で自分が途中で手放す
みたいなことが、普通にあります。
これらの行動はだらしないの一言だけど、家族のように大切な社員に対してやるべきではない。
外から見ると、情熱はあるし、人を巻き込む力もあるという印象だった。(転職前は、まともな社長だと思ってた)だから、転職した。
多分、弊社の組織崩壊は近い。
他の役社員に聞いても、みんな疲弊してる。
とはいえ、弊社がナショナルクライアントを相手していることもあり、資金繰りにジャス太郎が怯えながらも、潰れることはないでしょう、たぶん。
(まぁ、いろいろと不満たまりすぎて、どこかで僕はやめる。雇ってくれるベンチャー企業があったらDMくださいw)
というわけで、リーマンショック後の現在、東京を舞台に社畜役員のジャス太郎が、(自ら退職することで口火を切って)創業から支援してきた8人の役社員を「処理(退職を誘発する)」する話。
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