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なんで部下は働いてくれないんだろう。

  • 執筆者の写真: admin
    admin
  • 2018年2月2日
  • 読了時間: 3分

期待したとおりに仕事が進まず、今日も社畜役員は奮闘。


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・納期を守らない社員

・受け身で自主性のない社員

・仕事のクオリティが低い社員

・顧客志向のない社員


日々、上記のような社員の行動に悩まされるマネージャーは多いと思う。

社員がポンコツなのか、それとも使えない、育てられないマネージャーが悪いのか…。

ここでは、採用ミスという十分あり得る可能性をいったん無視して話します。


どんなに優秀な社会人も、過去のことを振り返れば「あの時、ああすればよかった…」と思うことはある。

優れた事業計画も実際に動かすのは人、そして人は計画した通りに動いてくれない。

人には得意・不得意があり、そして感情があるのでロボットのように動くことはない。

なのに、我々マネージャーは悲しいことに、スムーズに仕事が進むことを期待してしまう。


あなたがマネージャーであることをここで一旦仮定する。

どれほど部下のことをあなたは理解しているだろうか


①部下の誕生日

②部下の大体の住所

③部下の今の仕事の動機

④今の部下の状況、状態

⑤どんな時に自分が能力を発揮すると思っているのか

⑥今どんなスキルを必要としているのか


あなたはどれくらい答えられるだろうか。

もしかしたら全て回答できるかもしれないし、全く答えられないかもしれない。

それ以上に、果たしてあなたの回答は正しいだろうか。


別に今すぐ知る必要はない。ただ、私たちは部下のことを理解しているようで理解していないし、 大体の場合あまり興味がないことが多い。ロボットではなく、一人の人間、しかも私たちと一緒に仕事をしてくれているのに、 仕事ができるかできないか、好きか嫌いかという二極で判断してしまう。


こんな感じでは、部下はチームの一員として認められていると思えないし、あなたを助けようと思わないだろう。

マネージャーも孤独だが、能力を発揮できていない部下の心も想像以上に孤独だ。


自分は足でまといになっていないか?上司から呆れられているんじゃないか…と不安が募っている。

もし、マネージャーが「あなたの成長を望んでいる。あなたの存在を認めている」というメッセージを伝えることができたら、 部下はどれだけ安心し、今以上に仕事に取り組むことができるだろうか。


別に、誕生日を聞いて誕生日を祝えと言っているわけじゃない。 もしかしたら、誕生日前後は家族やパートナーと出かけるかもしれない。 なので前もって「このあたりは残業頼まない方がいいかな」と気遣うことができる。


こういった気遣いがないと、「この日は残業できません/お休みください」と言われたときに、 ムカっとくることがある。事前に知っておけば心の準備もできたし、嫌な気持ちになることもなかったのに。 このちょっとした気遣いができるかどうかは、部下を一人の人間として尊重しているか、部下の幸せを希求しているか、に関わってくる。 未だに誕生日の日に残業を断られてムカついているマネージャーを見ると、本当に呆れる。

繁忙期ならわかるが、年に一度くらい、しかも自分の誕生日ぐらい幸せな時間を確保することを許容できないなんて…と思ってしまう。


結局、こういうマネージャーの下で働いている部下は、なかなか育ってくれない。当然だと思う。 一日たった5分でいいので、社員のことを考える時間、社員と話す時間を作ってみてほしい。


それができないなら、結局は社員や部下のことを自分の駒としてしか見れていない自分のレベルを自覚してくれ。

 
 
 

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