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キラキラ粉飾

  • 執筆者の写真: admin
    admin
  • 2018年1月14日
  • 読了時間: 3分

ジャス太郎のブログを読んで色々思ったことがあるので、執筆。

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私、坂口ジャス子は正直ベンチャー企業が好きじゃない。


ビジョンを追求することにロマンはあるが、利益を出さなければそれは経営とは言えない。 ベンチャー企業に勤務する人材のメインは働き盛りの20-30代だと思う。 彼らは大手やもっと待遇や給料もいい環境で働くこともできたのに、不確実性の高い環境のなか時間と労力を会社に費やしてくれている。

経営者はその貴重な時間を会社に預けてくれているということに、例えアウトプットがどうであろうと感謝しないといけない。そして、恩返しをしないといけない。

ここでいう恩返しというのは、SOを渡すとかではなく、SOを渡すならそれを価値あるものにするということにまで及ぶ。 会社初期に貴重な時間を預けてくれた社員、その社員たちの人生を豊かにするという義務が発生する。


ここを理解していない経営者は経営者の皮をかぶっているだけの愚者なので、経営を語らないで頂きたい。


会社で働く社員は誰も別に会社のためや経営者のために働いているわけではない。

その仕事を通じて、彼らなりの目的や自己実現のために働いている。それは給料を得るためだけかもしれないし、そこで働いている人たちと時間を共にしたいからかもしれないし、スキルを取得することかもしれない。


もしかしたら、彼らなりの判断基準のバランスに基づいた判断かもしれない。

ここで重要なのは、誰もてめえのために働いてるわけじゃないってことです。

ベンチャー企業でよく見受ける「社員皆が仲良し」も大嫌いです。

社内雰囲気がいいことや、社員が仲が良いことは非常に素晴らしい。 しかし、経営をする過程で泥臭いことや困難に立ち向かわないといけないことはたくさんある。

仕事をする醍醐味は、笑顔でみんなでテーブルを囲ってお弁当を食べることではなく、 何か失敗をし、困難を乗り越え、その結果給料が良くなる、スキルを得る、社会人として一皮むける、 自分の人生が何らかの形で豊かになるということじゃないだろうか。


一番重要なのは、表面上のキラキラではなく、会社が成長する過程で何を乗り越えたのか、 どう乗り越えたのか、乗り越えるためのプロフェッショナルとしての意識の有無。 きちんとした会社なら飲み会があったり、みんなで雑談したり、いつでもそういうキラキラしたところは切り取れる。 (弊社も社員旅行したり、経理にぶち切れられるような予算でのど自慢大会をしたり…)


あとね、もっと言うとベンチャー企業の社員にも言いたいことがある。 素晴らしいベンチャー企業やそこで働く優秀な人材も多いけれど、大手企業や優良企業に行く能力やスキルがなく 仕方なくベンチャー企業で過ごしている人もいる。ベンチャー企業で働けば、お金より理念を選んだっていうキラキラ粉飾ができるからね。


クソな経営者も消えろと思うけど、こういう社会人はもっと嫌いだ。

自分に嘘ついてどうすんだ?そうやって自分にも周りにも一生嘘ついて生きていけばいいよ。 自己欺瞞にあふれた日々の中で、こんな根性のない人間が成長するわけないんで。


クソなプライドや理念は1円にもならない。 ジャス太郎が言ったみたいに調達したお金は誰かの労働を経て得たお金ということを忘れてはいけない。

人に借りたお金を返さないつもりか?


社会人うんぬんというより、人として最低だなと思う。


でも、EDのジャス太郎はもっとひどいよ。

 
 
 

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